カリオンシリーズ

カリオンとは、日本語では<組み鐘>と訳される伝統楽器のことです。
このシリーズのオブジェは、母国の協会のカリオンを国の復興を願って演奏する、 若者2人を紹介したドキュメントフィルムへの、私の感動から始まりました。 この出会いが、ある時一つの形に結びついたのです。
六本の枝(梅)は、私の可能性が、放射状に輝いて遠くまで飛んでいってほしい、という思いです。
四本の足は、その私が、諸事に負けず自立していたいという願いです。

私は今住んでいる柏の土で、何ができるかを考えています。
素材の粘土は、我が家の裏の宅地計画で出てきたものです。
オブジェの土の形は、いびつだったり、かしこまっていたりしていますが、 ユーモアも大切だと思う私には、捨てられない大事な要素なのです。
作り方は、土の形が決まったら、乾燥し枝を組み込んで焼きます。 枝は燃えずに炭状態だったりします。
一般の陶芸をする人はやらない事のようです。
私のまわりでは、焼くというにはあまりにも温度が低いので、軽焼きか?などと言い合っています。
柏の軽焼きへんてこですが楽しいです。

2004年、知り合いの作家の御厚意で電気釜を入手することができました。
今までは友人の協力を得て制作していました。
これからもへんてこな形のオブジェ制作がんばろうと思っています。

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